2013.10.15[火] Brian Jackson / Gotta Play
ギル・スコット・ヘロンと長らく活動をともにしてきたジャクソンのソロアルバム。2000年リリース。
キーボード担当のジャクソンとベーシストとドラマーのトリオを核としたバンドはサックス、パーカッション、ギター等を随時加える。ゲストにビブラフォンにロイ・エアーズが2曲、ギル・スコット・ヘロンが、ラップ/ヴォーカルで1曲に参加。曲も上記の3人連名クレジットが中心。
ヴォーカルないしコーラスも結構含まれる(「リードヴォーカル」がクレジットされているのは3曲。うちジャクソンが1曲)。が、基本はインスト・アルバムと言っていっていいのだろう。
曲の基本は、R%Bやソウル、ジャズ/フュージョンということになるが、全体にいい意味でなめらかで淀みがない。その分、押しが弱いとも言えるが、BGMとしても充分効果的に機能する。
全体にセンスのいい音の配置になっている。ただ何を持ってセンスのいいとするかはむろん人それぞれで、私の場合は「引き」のセンスがそのひとつなんだろうと思う。
いや、悪くない。